東京都 小池知事 “若い世代 大型連休の機会に3回目の接種を”

東京都の小池知事は、新型コロナのワクチン接種の加速で感染の再拡大を防ぎたいとして、特に若い世代に対し、大型連休の機会に3回目の接種を済ませるよう呼びかけました。

小池知事は22日の記者会見で、都内の感染状況について「人の動きが活発になる季節を迎え、感染の再拡大が懸念される」と述べ「リバウンド警戒期間」を来月22日まで延長するなど、対策を徹底していくことに改めて理解を求めました。

そして、感染の再拡大を防ぐ柱としてワクチン接種の加速をあげ「3回目の接種率は、きょう時点で都内の人口のおよそ半数となったが、若い世代では、まだ大変低い」としたうえで「イベントが多くある大型連休の前だからこそ、接種をお願いしたい。それが難しいという人も、連休の期間を利用して接種してほしい」と呼びかけました。

また、小池知事は、感染の不安を感じる人を対象とした無料の検査を延長するとしたうえで「大型連休で帰省する場合などは出発前に、そして帰宅後にも検査を受けてほしい。特に高齢者に会う人は、ぜひ検査を受けることを勧めたい」と述べました。