大型連休中の国内「空の便」予約 去年比で約1.6倍増

大型連休の期間中、国内の空の便の予約は新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出されていた去年と比べ、およそ1.6倍増加しました。

国内の主な航空会社11社のまとめによりますと、大型連休の期間中となる今月29日から来月8日までの10日間、国内の空の便の予約をした人は22日時点でおよそ220万人で、新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出されキャンセルが相次いだ去年と比べ1.66倍増加しました。

また全日空によりますと、感染拡大前となる3年前の同じ時期のおよそ6割まで回復したということです。

予約のピークは羽田などから各地に向かう下りの便が今月29日、上りの便が来月5日となっています。

一方、国際線は運航する7社のうち、4社ですべての便の運航を取りやめています。

運航する3社の予約数はおよそ13万5000人で、去年と比べ4倍以上増えています。

航空各社は利用者に対し、引き続きマスクを着用して混雑時には十分な距離をとって並ぶなど、感染防止対策を徹底するよう呼びかけることにしています。