ウクライナの相撲選手 大分 宇佐で強化合宿へ 国際大会に向け

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの相撲の選手たちが稽古の機会を確保しようと、この夏の国際大会に向けて大分県宇佐市で強化合宿を行う見通しになりました。

大分県宇佐市は大相撲の昭和の大横綱、双葉山の出身地です。

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの相撲の選手たちは稽古の機会を確保しようと、宇佐市で来月中旬から2週間程度、強化合宿を行う見通しになりました。

選手たちは、ことし7月にアメリカで行われる、オリンピックで行われていない競技の国際スポーツ大会、ワールドゲームズに向けて稽古を積むことになります。

強化合宿に参加するのは選手や監督などおよそ20人で、滞在費や活動費は県や市が負担することにしています。
宇佐市の是永修治市長は22日の記者会見で「ウクライナの選手たちが世界大会で頑張っている姿を見せることで国民に勇気を与えると思う。満足のいく練習環境を用意していきたい」と話しています。