三菱電機 兵庫 赤穂の工場でも変圧器試験で約40年間不正と発表

国内の複数の工場で検査不正が明らかになっている三菱電機は、新たに兵庫県赤穂市の工場でも発電所向けの変圧器の試験で、およそ40年にわたって不正があったと発表しました。

三菱電機によりますと、新たに製品の試験で不正が見つかったのは、兵庫県赤穂市にある「系統変電システム製作所」の赤穂工場です。

この工場では、発電所や変電所向けの変圧器を製造していますが、電力会社などの顧客から求められている複数の規格に準じた試験で不正が見つかったということです。

具体的には、高い電圧に耐えられるかどうかの試験で、規定より低い電圧で試験を行っていたにもかかわらず、規定どおりに実施したかのように書類に記載するなどしていたということです。

不正は1982年から先月までのおよそ40年間にわたって行われていて、対象は国内外の電力会社や鉄道会社などに出荷した変圧器3384台に上るということです。
会社によりますと、今回の問題で、納入先から変圧器の不具合などの報告はないということですが、今後、個別に連絡を取って特別点検を行うとしています。

今回の不正は、弁護士などでつくる委員会の調査の過程で、今月1日に判明したということで、委員会では引き続き、国内のすべての工場で調査を進めることにしています。