官房長官 横田めぐみさんの母親らと面会 早期帰国へ改めて決意

拉致問題を担当する松野官房長官は、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母親や当時の同級生らから、1日も早い解決を求める署名を受け取り、早期の帰国実現に向けて取り組む決意を改めて示しました。

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母親の早紀江さんと、めぐみさんの小中学校の同級生でつくる「同級生の会」の代表の池田正樹さんらは、20日午後、総理大臣官邸で、拉致問題を担当する松野官房長官と面会し、1日も早い解決を求めるおよそ1600人分の署名を手渡しました。

そして早紀江さんは「私の夫も亡くなるなど、もう時間がない。娘と対面して『生きていてよかったね』と話す時間だけでも作ってほしい」と訴えました。

また、池田さんも「政府は具体的にいつまでに何をするのか、本気度を示してほしい」と求めました。

これに対し松野官房長官は「事柄の性質上なかなか『こういう活動で解決するんだ』と言えないことも理解いただきたいが、被害者全員の早期の帰国実現に向け、日々取り組んでいる」と述べました。

横田早紀江さん「1日も早く対面を」

横田めぐみさんの母親の早紀江さん(86)は、面会のあと取材に対し、「政府は知恵を出し、工夫をして、すべての被害者を取り戻し、元気な姿を確認できるようにしてほしい。めぐみが同級生の皆さんと対面できる日が、1日も早く来るよう願っています」と話していました。

また、同級生の会の代表を務める池田正樹さんは「めぐみさんとともに通った中学校の桜が、次の代の花を咲かせるまで時間がたってしまいました。早紀江さんも86歳になられ、時間がない。政府は本気を出して救出してほしい」と話していました。