北朝鮮 キム総書記に随行 “新たな女性” 秘書役か

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記が先週、公式行事に出席した際、秘書役とみられる新たな女性が随行していたことが確認されました。
この女性は、北朝鮮で義務づけられている、キム総書記の祖父キム・イルソン(金日成)氏と父キム・ジョンイル(金正日)氏の肖像が描かれたバッジをつけておらず、キム総書記の母親違いの姉ではないかという見方も出ています。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、今月15日にピョンヤン中心部の広場で行われた中央報告大会と市民によるパレードのもようを、翌日に放送しました。

映像では、出席したキム・ジョンウン総書記に秘書役とみられるスーツ姿の女性が随行しているのが確認できます。

公式行事に出席するキム総書記には、妹のキム・ヨジョン(金与正)氏に代わって朝鮮労働党のヒョン・ソンウォル副部長が秘書役として同行していますが、今回、この女性が新たに加わった形です。

女性は、北朝鮮で義務づけられている、キム総書記の祖父キム・イルソン氏と父キム・ジョンイル氏の肖像が描かれたバッジを左胸につけておらず、一部の韓国メディアは、キム総書記の母親違いの姉のキム・ソルソン氏ではないかという見方も伝えています。

これについて、韓国統一省の報道官は「具体的に把握していることはない。この人物の活動状況を注視していく」としています。

北朝鮮では、ことし2月にキム総書記が公演を観覧した際、2年間動静が伝えられていなかった、おばのキム・ギョンヒ氏の同席が確認されていて、一連の動きは、キム総書記の親族の結束をアピールすることで、体制は盤石だと印象づけたい思惑を反映している可能性もあります。