中国 上海で厳しい外出制限続く 約7割 住宅敷地内から出られず

中国の上海では、新型コロナウイルスの一日の感染者数が13日ぶりに2万人を下回りましたが、依然として、7割近い人が住宅の敷地内から出られないなど、厳しい外出制限が続いています。

上海市当局は19日、新型コロナウイルスの感染者が1万8901人確認されたと発表しました。

一日の感染者数は3日連続で減少し、13日ぶりに2万人を下回りました。

一方で、市当局は19日の時点で、住宅の敷地内から出られないなど、厳しい外出制限を受ける対象者が、全体の7割近いおよそ1635万人に上ると明らかにしました。

また、直近の14日間に感染者が確認されず、範囲を限定するなどの条件で外出を認める地区の対象者は、およそ785万人としていますが、不要不急の外出を控えるよう求められるなど、実質的には住宅の敷地内から出られず、外出制限が続いている地区もあります。

こうした中、市の当局は、経済への影響を抑えるため、感染対策を徹底したうえで、一部の企業の生産活動を認める方針を示していて、地元メディアは19日、アメリカの電気自動車メーカー「テスラ」の上海工場が操業を再開したと伝えました。

ただ、依然として多くの企業が経済活動を再開できておらず、外出制限が解除される時期が見通せない中、現地に進出する日系企業にも影響が広がっています。