中国人民元に対しても円値下がり 2015年8月以来の円安水準に

19日の外国為替市場で、円は中国の通貨、人民元に対しても値下がりし、およそ6年8か月ぶりの円安水準となりました。

19日の外国為替市場で、円は中国の人民元に対して、1元=20円台まで値下がりしました。

これは2015年8月以来、およそ6年8か月ぶりの円安水準となります。

中国は、欧米向けの輸出が堅調に推移し、貿易黒字となっている一方、日本は原油をはじめとしたエネルギー価格の上昇で、貿易赤字が続いています。

貿易収支の違いから円が値下がりしやすく、人民元が値上がりしやすい状況になる中、円と人民元との取り引きは、アメリカのドルを介して行われることが多いため、急速に円安ドル高が進んだことが円安・人民元高にもつながっているということです。

市場関係者は「中国の中央銀行も金融緩和を続けているが、貿易黒字は底堅い。日本は原油などの資源価格の高騰で貿易赤字が続く見込みで、円安・人民元高の傾向も続きそうだ」と話しています。