センサーで歩行者感知 交差点の飛び出し事故防ぐ実証実験 兵庫

死角がある交差点での飛び出し事故を防ごうと、電柱に設置したセンサーなどで事前に歩行者などを感知し、ドライバーに注意を促す新たな機器の実証実験が兵庫県三田市で始まりました。

この実証実験は、兵庫県三田市の交差点で、電柱を所有する送電会社やセンサーのメーカーなど12社の研究チームが共同で19日から2日間の日程で行っています。

交差点の電柱には、近づく車や歩行者を識別することができるAIが搭載されたセンサーとカメラが設置されています。

センサーが集めた情報は、交差点に設置された電光掲示板で表示されるほか、専用の受信機を積んだ車に音声で伝えられる仕組みになっています。
19日は、路線バスを使って実験が行われ、バスが交差点にさしかかると、車内には歩行者が交差点の死角から近づいていることを知らせるアラーム音や、「減速してください」という音声が流れていました。

実用化に向けてはコスト面などの課題があるということですが、今回の実証実験に参加する関西電力送配電の芦谷武彦担当部長は「悲惨な事故を減らすために最新の技術を使うことも必要だ。実用化に向けて研究を重ねていきたい」と話していました。