マリウポリの製鉄所 “新たな部隊が攻撃開始” 親ロシア派

親ロシア派の武装勢力のバスリン報道官は、ロシア側が包囲したと主張する、東部の要衝マリウポリの製鉄所をめぐり、19日、国営のロシアテレビで「施設を襲撃するために特別に選ばれた部隊の一部が活動を開始した」と述べ、新たに投入された部隊が攻撃を開始したことを明らかにしました。

この中でバスリン報道官は「現時点で、そこに市民はいない」と述べ、施設内に子どもや女性など1000人以上の市民が避難しているというウクライナ側の主張を、一方的に否定しました。

そして「ロシアから戦闘機や砲弾などの支援を受けている。ウクライナ側が降伏することを願う」と述べ、ウクライナの部隊に武装を解除して降伏するよう重ねて要求しました。