アフガニスタン 爆発で50人死亡 “パキスタン軍が空爆”

アフガニスタンでは、パキスタンとの国境に近い複数の地域で爆発が起こり、アフガニスタン空軍によりますと、パキスタン軍が空爆を行い、これまでに女性や子どもを含む50人が死亡したということです。これに対し、パキスタン外務省は、軍が空爆を行ったかどうかについては明らかにしていません。

アフガニスタン空軍はNHKの取材に対し、アフガニスタン東部のホスト州やクナール州などの複数の地域で、16日午前2時半すぎからパキスタン軍が空爆を行い、これまでに女性や子どもを含む50人が死亡し、25人がけがをしたと明らかにしました。

これを受けてタリバン暫定政権のムッタキ外相代行は、アフガニスタンに駐在するパキスタン大使を呼び出して抗議しました。

これに対し、パキスタン外務省は17日、声明を発表し、この数日にわたってパキスタンの治安部隊がアフガニスタン側から狙われ、犠牲者が出ていると非難しましたが、軍が空爆を行ったかどうかについては明らかにしていません。

パキスタンでは去年12月以降、国内のイスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動」がパキスタン軍への襲撃を繰り返し行っています。

パキスタン政府は、この組織がアフガニスタン側に越境してパキスタンへの攻撃を仕掛けていると主張していて、この組織と関係があるとされるアフガニスタンのタリバン暫定政権に対応を求めていました。