ランドセル商戦 リサイクル素材使った製品の販売広がる

来年春に小学校に入学する子ども向けのランドセル商戦が本格的に始まりました。環境問題への関心が高まる中、リサイクル素材を原料に使った製品の販売が広がっています。

ランドセル商戦は、こだわりの製品を求める消費者の動きなどを背景にこのところ時期が早まっていて、最近では入学の1年以上前に始まり、大型連休に向けて本格化します。

ことしの商戦では、リサイクル素材を使った製品の投入が広がっていて、東京のベンチャー企業「RANAOS」は、古着の繊維からできたポリエステル製のランドセルを先月上旬から販売しています。

重さはおよそ980グラムと革製のものより軽く、この1か月間の受注の数は去年の月ごとの平均の3倍以上に上っていて、会社では去年より色の種類を増やすことで、さらに需要を取り込みたい考えです。
岡本直子代表は「社会の入り口となる小学校で子どもが毎日使うものなので、新しい選択肢を提案したい」と話していました。
また、東京のランドセル企画・販売会社「池田地球」は、使用済みのペットボトルを再利用し、特殊な加工を施して革の風合いに近づけたポリエステル製のランドセルを販売し、ここ数年、売り上げが伸びているということです。

温暖化対策など環境問題への関心が高まる中、リサイクル素材を使ったランドセルを手がける動きは今後も広がることが予想されます。