イチローさん 殿堂入りのマリナーズ本拠地開幕戦で始球式

大リーグ、マリナーズで去年、球団の殿堂入りを果たしたイチローさんがチームの本拠地開幕戦で始球式を務め、低めに速球を投げ込んで球場を沸かせました。

2019年に現役を引退したイチローさんは現在はマリナーズでインストラクターを務め、選手の練習のサポートなどを続けています。

イチローさんがマリナーズ時代に記録した通算2542安打や438盗塁は今も球団記録となっていて、去年11月には日本選手で初めて球団の殿堂に選ばれ、15日、これを記念してチームの本拠地開幕戦のアストロズ戦でイチローさんが始球式を務めました。

48歳のイチローさんは慣れ親しんだ「51」の背番号でグラウンドに現れ、マウンドから躍動感のあるフォームでキレのある速球を投げ込むと、球場は大きな歓声と拍手に包まれました。

始球式のキャッチャーは今シーズン、大リーグにデビューし、イチローさんが日頃キャッチボールの相手をしている21歳の外野手、フリオ・ロドリゲス選手で、イチローさんが投げ終えると2人で抱き合い、イチローさんは満面の笑顔を見せていました。

イチローさんの球団殿堂入りを記念する式典は、ことし8月27日のガーディアンズ戦で予定されていて、引退から5年が経過する2025年には、日本選手で初めてとなるアメリカ野球殿堂入りも確実視されています。

イチロー「きょうの状態は100に近い」

イチローさんは始球式を務めるのは初めてだったということで「女子野球との試合からよくここまできましたね。きょうの状態としては100に近いです」と、去年12月に女子の高校野球のチーム相手に足をつりながら完投した試合を引き合いに出してこの日のみずからの出来を評価していました。

試合はマリナーズが11対1で大勝しイチローさんは「ずっと勝ってくれるなら僕は毎日投げますよ」と勝利を喜んでいました。