マツダ 国内2工場4日間操業停止 中国の感染拡大で部品調達困難

自動車メーカーのマツダは、中国での新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、電子機器の部品などが調達できなくなっているため、今月21日と22日、それに25日と26日の合わせて4日間、国内の2つの工場の操業を停止することを決めました。

マツダは、広島県の本社工場と山口県の防府市にある防府工場で、今月21日と22日、それに25日と26日の合わせて4日間、国内の2つの工場の操業を停止することを決めました。

これは、新型コロナの感染拡大を抑え込むための外出制限が続く中国の上海などで、取引先の部品メーカーが工場を停止したり物流が滞ったりしている影響で電子機器の部品などが調達できなくなったためです。

マツダの国内工場では今月に入って4日と5日、それに14日と15日の合わせて4日間、操業を停止していて、中国での感染拡大による生産への影響が広がっています。

マツダは「お客さまをはじめとする関係者にご迷惑とご心配をおかけしますことをおわびします。販売・サービスへの影響や取引先への影響を最小限に抑えられるように努めていきます」とコメントしています。