国交省 統計不適切処理問題 9年前までさかのぼり結果を改定へ

国土交通省が「基幹統計」のデータを不適切に処理していた問題で、国土交通省は、有識者会議の中間報告に沿って、9年前までさかのぼって統計の結果を改定することになりました。

建設業の毎月の受注動向などを示す、基幹統計の「建設工事受注動態統計」を巡って、国土交通省が、データの二重計上などの不適切な処理を続けてきた問題で、外部の有識者で作る会議は15日、中間報告をまとめました。

この中では本来行うべきだった方法を再現し、できるかぎり早く過去の統計の結果を改定するよう求めていて、国土交通省は、報告の内容に沿って、二重計上の影響が生じた、9年前の2013年4月までさかのぼって、改定することになりました。

ただ、紙で記録していたデータが残っていない期間も含まれるため、推計の手法を確立する必要があり、実際に改定作業を終えるめどは立っていないということです。

国土交通省では、別の有識者会議が再発防止のための検討を進めていて、信頼の回復に向け、実効性ある対策を打ち出せるかどうかが課題になっています。