新型コロナ対策「リエゾンチーム」 沖縄への派遣延長 政府

新型コロナ対策をめぐり、政府は、新規感染者数が増加傾向にある沖縄県を支援するため、国と自治体の連絡調整にあたる「リエゾンチーム」の派遣を当面、延長することになりました。

沖縄県で新型コロナの新規感染者数が増加傾向となる中、政府は、今月12日から15日までの4日間、国と自治体の連絡調整にあたる「リエゾンチーム」を沖縄県庁に派遣し、現地の感染状況や課題の把握に取り組みました。

これについて松野官房長官は、午後の記者会見で「沖縄県は10万人当たりの新規感染者数が増加傾向で推移し、全国で最も多い状況で、病床使用率も増加傾向にある。子どもや高齢者の感染対策の強化、ワクチン3回目接種の促進などの対策を講じているところで、政府としても取り組みを支援していく」と述べました。

そのうえで「沖縄県の感染状況や感染対策上の要望を踏まえ、引き続き県と緊密に連携して対策に取り組むため、当面の間、延長を決定した」と述べ、リエゾンチームの派遣を当面、延長する方針を示しました。