北朝鮮ミサイル発射想定の避難訓練 およそ4年ぶり再開で調整

北朝鮮がICBM=大陸間弾道ミサイル級などのミサイル発射を繰り返していることを受けて、政府は自治体と共同で、住民も参加して実施する避難訓練を、およそ4年ぶりに再開させる方向で調整を進めることになりました。

北朝鮮はことしに入って、かつてない頻度でミサイル発射を繰り返していて、弾道ミサイルの発射は10回に上っています。

このうち、先月24日にはアメリカの全土が射程に含まれる可能性がある、ICBM級の弾道ミサイルを発射し、これまでの発射で最も日本の陸地に近い北海道渡島半島の西およそ150キロの、日本のEEZ=排他的経済水域の内側に落下したと推定されています。

こうしたことを受けて、政府は弾道ミサイルの発射を想定して、国民保護法に基づいて、自治体と共同で住民も参加して実施する避難訓練を、およそ4年ぶりに再開させる方向で調整を進めることになりました。

こうした訓練は2017年から全国29の自治体で行われましたが、2018年6月の米朝首脳会談を受けて、日本の安全保障をめぐる緊迫した状況が緩和されたとして、その後は、実施してきませんでした。

政府としては、ことし夏ごろからの再開を目指したいとしています。