沖縄 玉城知事 感染拡大でワクチン接種を商業施設で進める考え

沖縄県で新型コロナの感染が拡大する中、玉城知事が山際経済再生担当大臣と会談し、ワクチンの接種率を上げるため、多くの人が集まっている商業施設などに医師や看護師を派遣して接種を進める取り組みを、進める考えを説明しました。

この中で、玉城知事は「沖縄本島の病床使用率が高く、13日時点で53.1%となっている。沖縄県として、まん延防止等重点措置の要請を検討する目安の60%に残念ながら近づき始めている」と報告しました。

そのうえで、新型コロナワクチンの接種率を上げるため、多くの人が集まっている商業施設などに医師や看護師を派遣して接種を進める取り組みを、進める考えを説明しました。

また、今月末が期限となっている無料検査の延長に協力を求めたのに対し、山際大臣は応じる考えを示しました。
会談のあと、山際大臣は「修学旅行を除き、これから沖縄県を訪問する方は、安全・安心に旅行するため、事前にワクチンの3回目接種か検査を受けてもらうようお願いする」と述べ、協力を呼びかけました。