航空自衛隊トップ 訪問先のアメリカで新型コロナ感染確認

航空自衛隊のトップ、井筒俊司航空幕僚長が、訪問先のアメリカで新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
15日に帰国する予定でしたが、少なくとも1週間程度、帰国が遅れる見込みです。航空自衛隊は「任務に影響はない」としています。

井筒航空幕僚長は、アメリカ空軍の幹部と会談したりシンポジウムに参加したりするため今月4日からアメリカ各地を訪問していて、航空自衛隊によりますと、日本時間の14日、帰国前のPCR検査で新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。

検査の前には微熱があったほか、のどの痛みを訴えていたということです。

15日に日本に帰国する予定でしたが、隔離などのため引き続きアメリカ国内にとどまる必要があり、出国できるのは早くても現地時間の今月23日になるということです。

井筒航空幕僚長は療養先のホテルで業務を行うほか、補佐役の航空幕僚副長が日本国内にいることから、航空自衛隊は「任務に影響はない」としています。