カブス 鈴木誠也 2打席連続ホームラン 3試合で8打点

大リーグ、カブスの鈴木誠也選手がパイレーツ戦にフル出場し、2打席連続ホームランを打ちました。

鈴木選手のカブスは12日、相手の本拠地ピッツバーグで筒香嘉智選手が所属するパイレーツと対戦しました。

試合前には、鈴木選手が筒香選手のもとへ歩み寄り抱き合ってあいさつを交わしたあと談笑していました。

鈴木選手は大リーグ移籍後初ホームランを打った前の試合に続いて5番・ライトで先発出場し、5回の先頭バッターで迎えた第2打席でフルカウントからの高めの速球をとらえて右中間へ先制の2号ホームランを打ちました。
再び先頭バッターで迎えた7回の第3打席でも2球目の変化球を今度はレフトへ運んで2打席連続となる3号ソロホームランを打ちました。

2回の第1打席はライトフライ、9回の第4打席は空振りの三振でしたが、4打数2安打2打点で大リーグ移籍後、初めて複数安打をマークし、3試合連続で打点をあげました。

鈴木選手はこの3試合で8打点です。

パイレーツの筒香選手はこの日も4番・ファーストで先発出場し、1回の第1打席はショートゴロ、4回の第2打席はセカンドゴロでした。

6回の第3打席は2アウト二塁のチャンスで空振りの三振に倒れ、9回の第4打席はまたもセカンドゴロで4打数ノーヒットでした。

試合はカブスが鈴木選手のホームランであげた2点を守って2対1で勝ちました。

カブス 鈴木誠也「まだ4試合なので結果は本当にどうでもいい」

鈴木選手は、開幕から4試合で打率4割1分7厘、ホームラン3本、8打点といきなりチームの主軸として活躍しています。

アメリカのデータ分析会社によりますと、大リーグでデビューから4試合で8打点以上をあげてフォアボールを4つ以上記録したのは打点が公式記録となった1920年以降、鈴木選手が初めてだということです。

また、デビューから4試合でホームラン3本を打った日本選手は、2018年のエンジェルスの大谷翔平選手以来、2人目だということです。

鈴木選手は試合後「結果的にしっかり打点を稼ぐことができているし、チームも勝てたのですごくうれしい。1本目のホームランは追い込まれていたので、いろんなボールが頭にあったがなんとか食らいつきたいという気持ちだった」と振り返りました。

2本目のホームランについては「まっすぐが強いピッチャーだという情報はあってチェンジアップもいいので、早いカウントで仕掛けないと厳しいと思っていた。ある程度、まっすぐをしとめたいと思って打席に入った」と攻略法を明かしました。

そのうえで「まだ4試合なので今の結果は本当にどうでもいい。いろんなピッチャーを相手にその日その日の1打席を大切にやりたい」と前を見据えていました。

パイレーツの筒香選手との再会には「日本の頃から憧れている先輩で、アメリカに来る前も話を聞かせてもらっていた。筒香さんの活躍を見て刺激を受けてきたので、この場所で一緒にできるのはすごくうれしい」と笑顔を見せていました。

パイレーツ 筒香「敵味方をこえて非常にうれしく思った」

パイレーツの筒香選手は、鈴木選手のホームランについて「敵だし、きょうは誠也のホームランで負けてしまったのでこんなことを言ったらおかしいが、敵味方をこえて非常にうれしく思った。けがなく1年間いい姿でプレーすることを応援しているし、僕も刺激をもらいながら頑張りたい」と笑顔で話していました。