若い世代への接種 大学関係の団体などに協力要請 松野官房長官

ワクチン接種を担当する松野官房長官は、東京都内にある全国の大学でつくる団体などを訪れ、新型コロナワクチンの若い世代への接種を促進するため、希望する学生の取りまとめなど、協力を要請しました。

ワクチン接種を担当する松野官房長官は、12日午後、都内にある国立大学協会や日本私立大学協会など5つの団体を訪れ、代表らと相次いで会談しました。

この中で松野官房長官は「若い人でも新型コロナに感染した場合、重症化するケースがあり、後遺症の心配もあるため、3回目の接種は重要だ」として、接種を希望する学生の取りまとめや、大規模接種会場への学生の送迎に協力することなどを要請しました。

これに対し、いずれの団体も賛同する考えを示したということです。

松野官房長官は午後の記者会見で「多くの若い人が3回目の接種の対象時期を迎え、今後、本格化するので、分かりやすい情報発信や関係団体への働きかけなどにより、若い人への接種を促進していきたい」と強調しました。