駐日ウクライナ大使 ロシアの行為を厳しく非難 大学の講演で

ウクライナのコルスンスキー駐日大使は、12日午後、東京都内の大学で講演し、ロシアについて「何の理由もなく人々を殺害した」と述べ、厳しく非難しました。

東京 文京区にある東洋大学のホールで開かれた講演会には、学生や教職員350人ほどが参加し、コルスンスキー大使は「ウクライナと日本はおよそ1万キロの距離で離れていますが、同じ隣国を抱えています。それはロシアです。両国ともに歴史上、ロシアとさまざまな問題を抱えてきました」と述べました。

そして、ウクライナの伝統的な工芸品やきれいな町並み、豊かな自然について触れたあと、激しい攻撃を受けた首都キーウ近郊のブチャの写真などを見せ、「ロシア兵は何の理由もなく、人々を殺害しました。ある日、どこからともなくミサイルが飛んできて、一瞬にしてすべてが無くなるのです。道徳的な考えを持ち合わせていません」と述べ、ロシアの行為を厳しく非難しました。

東洋大学では今後、キーウの3つの大学からウクライナの学生を受け入れ、支援することにしています。

コルスンスキー大使は「留学生たちはこれから日本の生活について学ばなければなりません。日本での生活に慣れるようアドバイスしてほしい。サポートをお願いします」と学生たちに呼びかけていました。