データセンター 大規模災害に備え地方分散へ 候補地78か所公表

デジタル社会の要とされるデータセンター。政府は大規模な災害に備えて、関東と関西に集中しているデータセンターの地方分散を目指していて、その候補地となる全国の78か所を公表しました。

大量のデータの保管や処理を行うデータセンターは、デジタル化の進展で重要性が高まっていますが、国内では60%が関東に、24%が関西にあるため、大地震などが発生した場合には機能不全に陥るおそれがあります。

このため政府は、民間企業が運営するデータセンターを地方に誘致して分散を進める方針で、経済産業省は12日、その候補地となる全国の78か所を公表しました。

経済産業省によりますと、誘致に前向きな100余りの自治体からデータセンターの具体的な候補地が寄せられ、このうち63の自治体が公表を希望したということです。

候補地が最も多いのが秋田県で13か所、次いで北海道が7か所、岩手県が6か所などとなっていて、土地の広さや必要となる電力をどの程度確保できるかなどの情報も合わせて公表されています。

経済産業省は今後、一部の自治体を対象に候補地が災害に強い地盤かどうかなどを調査する費用を補助することにしていて、データセンターを運営する民間企業の誘致につなげていく方針です。