ウクライナ駐日大使 小池都知事と会談 避難者支援に感謝

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ウクライナのコルスンスキー駐日大使が東京都の小池知事と会談し、避難してきた人への支援に感謝の意を示しました。

ウクライナのコルスンスキー駐日大使は11日、東京都庁を訪れ、小池知事と会談しました。

小池知事は、ウクライナの状況について「報道を見るかぎり、民間の普通の方々が犠牲になり町が破壊されていて、残忍な状況を見ると本当に心が痛む」と述べました。

そして、避難してきた人のために都営住宅を提供するなど都が行っている支援策について説明し、「東京に来られた方が安心して住めるよう、できることを行っていきたい」と述べました。

これに対しコルスンスキー駐日大使は「今、ウクライナでは非常に残酷な戦争が起きている。東京都は日本で最も早く対応した自治体の1つで、すべてを失ってしまった人々が東京で安全な住まいを見つけられることに感謝している」と述べ、感謝の意を示しました。

都によりますと、10日の時点でウクライナから避難してきた人を都営住宅で3家族6人、都が用意したホテルで18人、それぞれ受け入れているということです。