ウクライナからの避難者へ NGOなどが緊急で支援金

日本に避難したウクライナ人を助けようと、国内のNGOなどが当面の生活費を給付する支援活動を始めました。

国際NGOの「難民を助ける会」と関係する社会福祉法人は、日本に避難したウクライナの人から生活に困っているという相談が相次いでいることから、新たに募金を行って公的な支援が届くまでの間、生活費を給付することにしました。

11日は、キーウの日本大使館で通訳の仕事をしていたというロリナ・シュタさん(27)と家族に支援金が贈られました。

シュタさんは2歳の長男と58歳の母親を連れてルーマニアに出国したあと、今月3日、みずから予約した航空機で日本に避難しました。
東京都からのあっせんで都営住宅への入居が決まりましたが、キーウからはベビーカーや衣類しか持ち出せず、貯金のほとんどを使い果たしてしまったということです。

シュタさんは「仕事が決まれば何とかなるかもしれませんが、それまでの間、どう暮らしていけばいいのか不安でいっぱいです。支援をいただき感謝しています」と話していました。

「難民を助ける会」の古川千晶事務局長は「きょうやあすの生活にさえ困っているという相談もあり、緊急で支援金を贈ることにしました。手厚い支援を届けるため、募金への協力を呼びかけていきたい」と話していました。

詳しい募金の受け付け方法などは今後、「難民を助ける会」のホームページなどに掲載されるということです。