プロ野球 あすからの楽天対オリックス3試合 コロナで中止に

12日から14日まで仙台市の楽天生命パーク宮城で予定されていたプロ野球の楽天対オリックスの3試合について、楽天は11日、オリックスのチーム内で新型コロナウイルスの感染が相次いでいることから中止が決まったと発表しました。

楽天対オリックスの3試合は、11日に開かれたプロ野球12球団による臨時の実行委員会で感染拡大防止の観点から中止が決まりました。

オリックスは、今月に入ってからチーム内で新型コロナウイルスの感染が相次ぎ、11日までに選手とスタッフ合わせて12人の感染が発表されていました。

プロ野球の今シーズンの公式戦をめぐっては、
▽今月2日と3日に予定されていた楽天対ソフトバンクの3試合、
▽7日に予定されていた阪神対DeNAの1試合、
それに、
▽8日から10日に予定されていたDeNA対中日の3試合も新型コロナウイルスの影響で中止になっています。

NPB「今までの経験では判断できないところ」

NPB=日本野球機構の井原敦事務局長は「ご来場を予定されていたファンの皆様には大変申し訳ない。感染経路を明らかにすることが非常に困難になったので、いったんチーム活動を3日間停止して、PCR検査を連日行い、収束を図ることを徹底していく」と話していました。

新型コロナウイルスの感染による試合中止が相次いでいることについては「感染力が高く、今までの経験では判断できないところでもある。対策をさらに強めないといけないと強く感じた」と述べました。

NPBでは検査の頻度をさらに上げ、2週間に1回から、1週間に1回に増やすということです。

DeNA あすから予定どおり試合開催へ

一方、新型コロナウイルスの感染が相次ぎ、10日まで4試合が中止になっていたDeNAについて、12日から予定どおり試合を開催するということです。

DeNAは12日から那覇市で巨人と2連戦を予定しています。