小選挙区「10増10減」 細田衆議院議長 “黙っていられない”

衆議院選挙の小選挙区の「10増10減」の実施に懸念を示している細田衆議院議長は、自身の発言に対して、野党側から批判が出ていることを念頭に「『黙っておれ』という人もいるかもしれないが、そうはいかない」と述べました。

いわゆる1票の格差を是正するため、法律に基づいて衆議院選挙の小選挙区の数を「10増10減」することについて、細田議長は、今週5日「地方いじめのように『10増10減』することはちょっと考えたらどうか」と去年12月に続いて懸念を示し、野党側は「議長が国会で決めたことを覆す発言を繰り返していて、看過できない」などと批判しています。

細田議長は、9日に松江市で講演し、野党側の批判を念頭に「議長がいろんなことを言うと『黙っておれ』という人もいるかもしれないが、そうはいかない。地方は地方の立場があり、これからも一生懸命取り組んでいく」と述べました。

一方、電力の安定供給をめぐり、細田議長は「11年前に起こった東京電力福島第一原発の事故もあり、稼働している原発は5か所ほどしかない。エネルギー小国の日本がどう対応するかは大切なことだ」と述べ、停止中の原発の再稼働の検討が必要だという認識を示しました。