政府 ポーランド直行便借り上げ ウクライナの避難家族ら日本へ

ウクライナからの避難民の受け入れをめぐり、日本政府はポーランドとの直行便の座席を借り上げて、日本への渡航を支援する取り組みを始めました。

ポーランドの首都ワルシャワの空港では8日、ウクライナから避難してきた家族連れなど6人が、大使館の職員から説明を受けながら、政府が座席を借り上げた最初の便に搭乗するための手続きを行っていました。

日本に向かう人たちの中には、幼い子どもを連れた女性のほか、見送りに来た人と抱擁を交わし、涙を流して別れを惜しんでいる人もいました。

日本政府は、今週、自力で渡航手段を確保することが難しい避難民20人を政府専用機で受け入れていて、今後は、当面、ポーランドとの直行便の座席を借り上げて日本への渡航の支援を続けることにしています。