“変異ウイルスに柔軟対応 若い世代の接種速やかに” 山際大臣

新型コロナの感染者が増加傾向になっていることについて、山際担当大臣は、変化を繰り返すウイルスに柔軟に対応するとともに、若い世代への3回目のワクチン接種を速やかに進めていく考えを強調しました。

新型コロナの現在の感染状況について、山際新型コロナ対策担当大臣は記者会見で「爆発的に増えるという状況にはないものの、じりじりと新規感染者数が増加している状況にあるという認識だ」と述べました。

そのうえで「敵がどんどん姿を変え、デルタ株からオミクロン株、『BA.1』から『BA.2』、さらにその次の変異株が出たという報告もすでにある。いかに柔軟に対応し、感染を低く抑え込めるか、必死になって道を探りながらオペレーションしていく」と述べました。

また、若い世代への3回目のワクチン接種について「若い方々が多く感染しているので、3回目のワクチン接種が速やかに進むよう、しっかりと政府としても体制を整えなくてはいけない」と述べました。