東京都 新型コロナ 6人死亡 8652人感染確認 前週比860人余減

東京都内の6日の感染確認は1週間前の水曜日より860人余り少ない8652人でした。また都は感染が確認された6人が死亡したと発表しました。

東京都は6日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の8652人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の水曜日より860人余り減りました。

6日までの7日間平均は7358.0人で前の週の96.5%となりました。7日間平均が前の週を下回るのは、先月28日以来で9日ぶりです。

都の担当者は「感染者数が上昇しているわけではなく今はリバウンドしている状況ではないが、今週からは学校も始まり人の動きが多くなる。いつリバウンドするか分からない状況であり、緊張感を持って感染防止対策に努めてほしい。人が密集するところには行かず密を避けてほしい」と話していました。

8652人を年代別に見ると「20代」が最も多く、全体の21.4%に当たる1851人でした。65歳以上の高齢者は480人で全体の5.5%でした。

感染経路が分かっている3178人のうち最も多いのは「家庭内」で、全体の70.4%に当たる2237人でした。

またこれまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は6日時点で5日より1人減って29人でした。

一方、都は感染が確認された70代から90代の男女6人が死亡したと発表しました。
6人のうち感染経路が分かっているのは4人で、高齢者施設と病院内がそれぞれ2人でした。
また6人全員に基礎疾患がありました。