“世界最長の貝” エントツガイ 国内で初めて発見 沖縄 西表島

熱帯に生息する、世界最長の貝とされる「エントツガイ」が国内では初めて、沖縄県の西表島で見つかりました。専門家は、生態を明らかにする貴重な発見だとしています。

この「エントツガイ」は、沖縄県の委託を受けて去年10月、西表島で生物調査を行っていた沖縄県環境科学センターの小澤宏之博士などが、マングローブ林で見つけたものです。

「エントツガイ」は、石灰質の長い管を作り、その中に住む貝で管の長さは1.5メートル以上になり、世界最長の貝とされています。

フィリピンなどの熱帯に生息していて、国内で確認されるのは初めてだということで、先月、沖縄生物学会の学術誌で発表されました。
貝類の生態に詳しい国立科学博物館の芳賀拓真研究主幹は、「エントツガイの生態はよく分かっておらず、海の底で生きている様子をとらえたのは世界で初めてで、生態を明らかにする第一歩となる貴重な発見だ」と話しています。