「表現の不自由」テーマの展示会 トラブルなく予定どおり終了

東京で開かれていた「表現の不自由」をテーマにした展示会は、4日間の会期中大きなトラブルはなく、5日夜に予定どおり終了しました。

「表現の不自由」をテーマにした展示会は今月2日から4日間にわたって東京 国立市のホールで開催されました。
会場には3年前、愛知県で開かれた際に一時、展示が中止された慰安婦をモチーフにした少女像などの作品が展示されました。
実行委員会や市などによりますと連日、展示に対する抗議活動や電話があったものの、大きなトラブルはなかったということです。
5日夜は会場周辺で抗議活動などはみられず、事前に予約した人たちが手荷物検査を受けたうえで会場に入り、展示会は午後9時に予定どおり終了しました。

この展示会は当初、去年6月に開催される予定でしたが抗議や脅迫が相次ぎ、会場の確保が難しいとして延期されていました。

実行委員会の岡本有佳さんは「毎日緊張したが、無事終えてほっとした。ウクライナ侵攻をめぐる状況からも表現の自由が守られないと戦争が止められないという危機感がある」と話しました。
ホールを所有する国立市は「施設の利用は内容によって、不当な差別的取り扱いがあってはならない。多様な考え方を持った市民や団体が、法令に従って実施する活動の場として公の施設の利用は原則として保障される」とコメントしています。