細田衆院議長 衆院小選挙区「10増10減」に改めて懸念示す

衆議院選挙の小選挙区の「10増10減」をめぐり、細田衆議院議長は「地方いじめのように『10増10減』をすることはちょっと考えたらどうか」と指摘し、改めて懸念を示しました。

いわゆる1票の格差を是正するため、政府が法律に基づいて衆議院選挙の小選挙区の数を変更する「10増10減」の作業を進める中、与野党からは地方選出の議員が減ることで地方の声が反映されにくくなるとして懸念の声が出ています。

これについて細田衆議院議長は5日夜、東京都内で開かれた会合であいさつし「1票の格差が2倍を切ればいいので小選挙区を東京で2つか3つ増やせばよく、ほかの県はとばっちりだ」と指摘しました。

そのうえで「地方いじめのように『10増10減』をすることはちょっと考えたらどうか。心ない政治をやってはいけない」と懸念を示しました。

細田議長は去年12月にも「10増10減」について懸念を示し、野党からは「議長の立場からの発言として適切ではない」などと批判が出ていました。