東京都 新型コロナ 9人死亡 6968人感染確認 前週比900人近く減

東京都内の5日の感染確認は、1週間前の火曜日より900人近く少ない6968人でした。また、都は、感染が確認された9人が死亡したと発表しました。

東京都は、5日都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の6968人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の火曜日より900人近く減りました。
5日までの7日間平均は、7482.0人で前の週の104.2%となりました。
100%を超えるのは8日連続です。

5日確認された6968人を年代別に見ると「20代」が最も多く、全体の21.9%にあたる1525人でした。
65歳以上の高齢者は283人で、全体の4.1%でした。
感染経路が分かっている2484人のうち最も多いのは「家庭内」で、全体の69.4%にあたる1725人でした。

これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、5日時点で4日より1人増えて30人でした。
また、高濃度の酸素を大量に投与する「ハイフローセラピー」を行っている患者などを含める、オミクロン株の特性を踏まえた基準で集計した重症患者は、5日時点で71人でした。
この基準での重症患者用の病床使用率は8.8%で、集計を開始したことし2月以来、初めて10%を下回りました。

一方、都は感染が確認された60代から90代の男女合わせて9人が死亡したと発表しました。
9人のうち感染経路が分かっているのは7人で、高齢者施設が3人、病院内と家庭内がそれぞれ2人でした。
また、9人のうち少なくとも8人は基礎疾患がありました。