弁当やサンドイッチや揚げ物も コンビニで値上げ相次ぐ

原材料価格の高騰などを受けて大手コンビニエンスストアでは、主力商品となっている弁当や店内調理の揚げ物などを値上げする動きが相次いでいます。

このうちセブン‐イレブン・ジャパンは、弁当や麺類、それにパンなど、およそ60の商品について、今週から順次、税抜きで2%から15%程度値上げしています。

3月には、サンドイッチの商品の一部で価格を引き上げていますが、より幅広い商品で価格の見直しが必要だと判断したとしています。

また、ファミリーマートは、5日からコロッケや一部のフライドチキンなど、店内で調理している揚げ物10品目について、税込みで3%から12%値上げしました。

弁当やサラダなども、今後、最大15%程度値上げする方向で、対象の品目や時期について調整しています。
コンビニ大手では、ローソンも3月上旬からサンドイッチやおにぎりなど、およそ50の商品を税込みで2%から14%程度値上げしています。

各社が値上げに踏み切る背景には、コロナ禍からの経済活動の正常化や、ウクライナ情勢の緊迫化などを受けて、多くの原材料の価格が高騰したり、物流コストが上昇したりしていることが背景にあり、身近なものの値上げがコンビニの主力商品にも広がっています。