ウクライナ隣国のハンガリーで議会選挙 与党連合勝利の見通し

ウクライナと国境を接するハンガリーの議会選挙で、4期目を目指すオルバン首相が率いる与党連合が勝利する見通しとなりました。
ロシアのプーチン大統領と良好な関係を築いてきたオルバン首相は軍事侵攻をきっかけに距離をとる姿勢も示していて、今後ロシアにどう向き合うのかが焦点です。

ハンガリーの議会選挙は3日、投開票が行われました。
開票結果は確定していませんが、現地メディアはオルバン首相率いる右派の政党「フィデス」が中心の与党連合が199議席の過半数を上回り、改選前に並ぶ3分の2近くを獲得して圧勝する可能性があると伝えています。

4期目に入る見通しとなったオルバン首相は首都ブダペストで支持者を前に「大勝利だ」と述べ勝利を宣言し、野党側は敗北を認めました。

オルバン首相はこれまで中東からの移民や難民に厳しい対応をとるなどして、加盟国でありながらEU=ヨーロッパ連合と対立し、ロシアのプーチン大統領と良好な関係を築いてきたことで知られています。

ただ、ロシアによる軍事侵攻のあとは自国を通じたウクライナへの武器の供与に反対して一定の配慮を見せた一方で、EUと歩調を合わせてロシアを非難して避難民の受け入れに動き、距離を置く姿勢も示しています。

今回の選挙では野党側がオルバン首相のロシアとの関係を批判し接戦との見方が出ていましたが、事前の予測より高い支持を得る見通しとなり、今後ロシアにどう向き合うかが焦点になります。