ウクライナ避難民 政府専用機で受け入れへ 林外相帰国に合わせ

ウクライナからの避難民の受け入れを進めるためポーランドを訪問中の林外務大臣は4日、政府要人と会談したあと帰国の途につきます。希望する避難民は政府専用機に乗せることにしていて、最終的な調整が図られる見通しです。

岸田総理大臣の特使としてポーランドを訪問中の林外務大臣は3日、ウクライナとの国境近くにあるジェシュフで避難民の支援活動を続けている国際機関の関係者らと意見交換を行いました。

林大臣は「今後の課題もいくつか確認でき大変有意義な機会になった。自分たちの目で確かめ、話を聞いた現場の状況も踏まえて、今後の避難民支援の取り組みに生かしていきたい」と述べました。

林大臣は最終日の4日、モラウィエツキ首相やラウ外相ら政府要人と会談し、最新のウクライナ情勢や避難民の支援をめぐって意見を交わすことにしています。

その後日本時間の4日夜には政府専用機で現地をたち、帰国の途につく予定です。

これに合わせて希望する避難民を政府専用機に乗せることにしていて、20人程度が希望しているということです。

林大臣は「帰国する時までに避難民の方々を連れて帰る可能性を追求していきたい」と述べていて、政府要人との会談などを通じて、最終的な調整が図られる見通しです。