フォークリフトの自動運転 実用化目指す動き広がる

建設や物流の現場で人手不足が深刻となる中、フォークリフトの自動運転を実用化しようという動きが広がっています。

大手建設会社の「清水建設」が開発しているフォークリフトは、現場の見取り図を入力すると障害物などを避けて自動で走行します。

さらにAI=人工知能が車体に備え付けたカメラで荷物を載せたパレットなどの位置を細かく把握し、パレットがずれて置かれていた場合も車両を自動で修正します。

会社ではフォークリフトを運転できる人材が不足している建設業界や物流業界での利用を想定していて、ことし夏までの実用化を目指しています。

清水建設の印藤正裕ロボット・ICT開発センター長は「簡単に使える機械なので業界の垣根を越えて活躍の場を広げていきたい」と話しています。

フォークリフトの製造最大手の豊田自動織機も、AIみずからが学習するディープラーニングと呼ばれる技術を使った自動運転のフォークリフトの開発を進めるなど、実用化を目指す動きが広がっています。