松野官房長官「コロナしばらくは最大限警戒 医療体制確保」

新型コロナの新規感染者数が全国で増加傾向となっていることについて、松野官房長官は、しばらくは最大限の警戒を維持するとして、引き続き医療提供体制の確保に努める考えを示しました。

新型コロナの先月末までの1週間平均の新規感染者数は、44の都道府県で前の週より多くなっていて、全国でも1.17倍と増加傾向に転じています。

松野官房長官は訪問先の沖縄県名護市で全国の感染状況について「専門家は、この増加傾向がリバウンドにつながるか注視していく必要があると指摘している」と述べました。

そのうえで「しばらくは最大限の警戒を保ち保健医療体制をしっかりと稼働させていくことを基本に、自治体とも緊密に連携し適切に対応していきたい」と述べ、引き続き医療提供体制の確保に努める考えを示しました。

そして「3回目のワクチン接種を推進し国民にも、感染リスクの高い行動を控え、マスクの着用など基本的な感染防止策の徹底をお願いしたい」と呼びかけました。