林外相 ポーランドに到着 ウクライナ避難民受け入れへ

ウクライナからの避難民の受け入れを進めるため、林外務大臣は、岸田総理大臣の特使としてポーランドに到着しました。希望する人は、大臣の帰国にあわせて政府専用機に乗せることにしていて、人数や入国後の支援のニーズなどの把握に努めることにしています。

ウクライナからの避難民の受け入れを進めるため、岸田総理大臣の特使として1日夜、政府専用機で羽田空港を出発した林外務大臣は、日本時間の午後0時半前に、訪問先のポーランドに到着しました。

林大臣は1日、出発に先立って、「困難に直面するウクライナとのさらなる連帯を示すため、政府一丸となって必要な支援を行っていく」と述べました。

林大臣は週明けまで現地に滞在し、2日は避難民を受け入れている施設の視察や、支援を担う国際機関やNGOの関係者と意見交換を行うほか、3日はウクライナとの国境付近や日本の連絡事務所を視察し、4日にはポーランドの政府要人と会談する方向で調整しています。

政府は、希望する避難民について、大臣の帰国にあわせて政府専用機に乗せることにしていて現地の日本大使館が中心となって意向を調査しています。

林大臣としては、一連の日程で希望者の人数や入国後の支援のニーズなどの把握に努めたい考えです。