ウクライナ大統領「マリウポリ 生命を維持するもの何もない」

ウクライナのゼレンスキー大統領は3月31日、ベルギーの議会でオンライン形式による演説を行い、ロシア軍に包囲されているウクライナ東部のマリウポリについて、ロシア軍が住民の避難を妨害していると批判しました。

演説の中でゼレンスキー大統領は「マリウポリは3週間にわたり完全に包囲されていて、ロシア軍は街への入り口をすべて閉じている。食料も水も医療品もない。生命を維持するためのものは何もない」と述べて、深刻な人道危機が続いていると訴えました。

そのうえで「われわれは女性、子ども、そして高齢者を含む市民を避難させるため、マリウポリからの避難ルートを確保しようと、毎日できるすべてのことを行っている。しかしほとんどの場合、ロシア軍が人々の移動を妨げ、救援物資の輸送ができない」と述べて、ロシア軍を強く非難しました。