特殊詐欺 長野県では「電話でお金詐欺」の名称で啓発 県警決定

振り込め詐欺などの「特殊詐欺」について、長野県警察本部は、具体的な手口のイメージが難しく効果的な啓発につながりにくいとして、県内では「電話でお金詐欺」という新たな名前で啓発を行うことを決めました。

全国の警察では振り込め詐欺などの総称を「特殊詐欺」として啓発などにあたっていますが、長野県警は具体的な手口をイメージすることが難しく、注意すべき点がわからないといった指摘を受けて、新たな名称を検討していました。

そこで警察内で募集したところ、およそ1000件寄せられ、その中から特殊詐欺の大半が電話を連絡手段として金銭を要求しているとして「電話でお金詐欺」に決まったということです。

長野県警察本部によりますと、ことし3月28日までに県内で発生した特殊詐欺の被害は去年の同じ時期に比べて6件多い42件で、被害額もおよそ1億4700万円と6000万円以上増えているということです。

「電話でお金詐欺」は4月1日から使われ、警察は名称を定着させて被害防止につなげるため、ポスターを配布するなどして広く周知することにしています。

長野県警察本部は「電話での詐欺を具体的にイメージしてもらい、被害の未然防止につながってほしい」とコメントしています。