林外相 ウクライナ避難民受け入れで今夜ポーランドへ出発

ウクライナからの避難民の受け入れを進めるため、林外務大臣は岸田総理大臣の特使として、4月1日夜、ポーランドに向けて出発します。
現地で避難民のニーズを把握したうえで、希望する人は大臣の帰国に合わせて政府専用機で日本に受け入れることを検討しています。

ウクライナからの避難民の受け入れを進めるため、政府は当初、古川法務大臣を岸田総理大臣の特使としてポーランドに派遣する方針でしたが、新型コロナ感染者の濃厚接触者になったと判断されたため、代わりに林外務大臣を派遣することになりました。

林大臣は予定されていた日程どおり、4月1日夜、政府専用機で羽田空港からポーランドに向けて出発することにしています。

現地には週明けまで滞在し、避難民を受け入れている施設を視察するほか、避難民を支援しているNGOの関係者から現状を聞き取ることにしています。

またポーランドの政府要人らとも会談するなどして、避難民のニーズを的確に把握したい考えです。

政府は希望する避難民について、大臣の帰国に合わせて政府専用機で日本に受け入れることを検討していて、滞在先の確保や生活費の支給など入国後の支援体制の整備も併せて進めています。