堀内ワクチン相が退任「コロナ禍克服できると確信」

閣僚の数が1人減ることに伴い、堀内ワクチン接種担当大臣が31日夜、退任しました。退任式で堀内氏は「日本はコロナ禍を克服できると確信している」と述べ、職員に対し、ワクチン接種を着実に進めるよう求めました。

東京オリンピック・パラリンピックの推進本部の終了に伴って、閣僚の数が4月1日から1人減って19人となり、堀内ワクチン接種担当大臣が31日夜、退任しました。

これに先立ち、堀内氏は内閣府で退任式に臨み「ワクチン接種は地方自治体、ワクチンを打つ国民一人一人、それを支える医療従事者が息を合わせて一つになって進んでいく、まさに国家事業だ」と述べました。

そのうえで「ワクチン接種は続くが、皆さんの仕事に対する熱意と社会に対する奉仕の精神をもってすれば、必ずや成し遂げられる。そして日本はコロナ禍を克服できると確信している」と述べ、職員に対し、ワクチン接種を着実に進めるよう求めました。

4月1日からは、ワクチン接種担当大臣は松野官房長官が、オリンピック・パラリンピック担当大臣は末松文部科学大臣が、それぞれ兼務します。