モルドバ駐日大使 支援サイト開設の日本人2人を招き感謝状

ウクライナから避難民を受け入れているモルドバを支援しようと、日本人向けに寄付を呼びかけるインターネットのサイトをボランティアで開設した日本人2人が、東京のモルドバ大使館に招かれ、ソコラン駐日大使から感謝状が贈呈されました。

ウクライナの隣国モルドバは、これまでに国の人口の7分の1以上に当たる38万8000人の避難民を受け入れています。

こうした状況を受けて、会社員の金子俊介さん(44)と会社経営者の和田健佑さん(27)の2人は、モルドバ大使館と連絡をとって、3月2日にモルドバへの寄付を呼びかける日本語のサイトをボランティアで開設しました。

モルドバのドゥミトル・ソコラン駐日大使は31日、2人を東京 新宿区の大使館に招待し、2人と初めて直接面会しました。

ソコラン大使は「日本語のサイトのおかげで多くの寄付が集まっていて、心から感謝しています。東日本大地震の時の私たちの寄付を覚えていて、それをはるかに上回る恩返しをしていただき、日本の皆さんの誠実さと優しさを改めて感じました」と述べて、感謝状を贈呈しました。

大使館によりますと、これまでに日本国内から1億1500万円の寄付が集まっているということで、寄付金は避難民の食事や薬、赤ちゃんのミルクなどの購入費用に充てられ、300円ほどで、避難民の1食分の食事、または、赤ちゃんの1日分のミルクとおむつを賄えるということです。

面会後、金子さんは「自国も経済的に厳しい状況にもかかわらず、支援を続けていることを知り、何かしないとと思いサイトを立ち上げました。多くの人が共鳴してくれて、2つの国が近くなった気がして、うれしく感じています」と話していました。

また、和田さんは「これを一過性のもので終わらせるのではなく、支援の輪をさらに広げていけるよう、サイトの継続や新しい支援の方法を模索していきたいです」と話していました。

ソコラン大使は「想定していない額の寄付や多くのメッセージをいただき、本当に驚いています。今後も寄付をいただければ避難民に届けていきますので、1円でも支援をお願いしたいです」と話していました。