ロシア海軍の情報収集艦1隻が対馬海峡を通過 20日にも海峡往復

29日午後2時ごろ、長崎県の対馬の東北東およそ60キロの日本海でロシア海軍の情報収集艦1隻が航行しているのを海上自衛隊の艦艇や哨戒機が確認しました。

防衛省によりますと、情報収集艦はその後、対馬海峡を通過して東シナ海に出たということです。

対馬海峡はいわゆる「国際海峡」のため軍艦を含めて外国の船舶の航行が国際的に認められています。

この情報収集艦は今月20日にも対馬海峡を往復したのが確認されています。

ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、防衛省は日本周辺でもロシア軍が活動を活発化させていると見ていて航行の目的を分析しています。