将棋 藤井聡太五冠 今年度52勝12敗 5年連続で年間勝率8割超え

将棋の藤井聡太五冠の今年度の成績は52勝12敗で確定し勝ち数でトップを記録したほか、年間の勝率では5年連続で8割を超えました。

藤井五冠(19)は今年度、最年少記録を次々に更新し、ことし2月の「王将戦」で5つめのタイトルを獲得して10代での「五冠」を史上初めて成し遂げました。

日本将棋連盟によりますと、藤井五冠の今年度の成績が確定し対戦成績は52勝12敗で勝ち数でトップ、年間の勝率は8割1分2厘と2位で5年連続となる勝率8割超えを達成しました。

一方、勝率でトップだったのはおととし四段に昇段してプロ棋士となった同じく19歳の伊藤匠五段で45勝10敗、勝率8割1分8厘でした。

藤井五冠は来年度、八大タイトルのうち「名人」「王座」「棋王」のタイトル挑戦権の獲得を目指す一方、現在保持する5つのタイトルの防衛戦を戦うことになります。