5G 「人口カバー率」2023年度末に95%へ 総務省

高速・大容量の通信規格、5Gについて、総務省は対応エリアの広さの目安となる「人口カバー率」を現在の30%程度から2023年度末には95%に高める方針を明らかにしました。今後補助金などを活用し、携帯各社の基地局整備の支援を加速させることにしています。

携帯各社はおととしから5Gのサービスを開始し、利用者の多い都市部を中心に整備を進めていますが、対応エリアの広さの目安となる人口カバー率は現在30%程度にとどまっています。

このため総務省は各社の計画を聞き取ったうえで、国としての整備方針をまとめ、人口カバー率を
▽2023年度末には95%
▽2025年度末には97%
▽2030年度末には99%を
目指すとしています。

従来は2023年度末に90%を目指す目標でしたが、各社の計画を踏まえてさらに上積みできる見通しがたったということで、今後各社に対して
▽新たに5G用の周波数を割り当てるほか
▽補助金などを活用し山間部や離島での基地局整備の支援も加速することにしています。

金子総務大臣は閣議のあとの記者会見で「岸田内閣の最重要課題であるデジタル田園都市国家構想の実現に向けて、5Gの早期の整備は必要不可欠だ。可能なかぎり多くの方々が早期に5Gの恩恵を受けられる環境を整備していく」と述べました。