ウクライナからの避難民受け入れ 政府専用機で日本に入国案も

ウクライナからの避難民の受け入れをめぐり、政府は、4月1日に古川法務大臣を岸田総理大臣の特使としてポーランドに派遣する方向で調整を進めています。
希望する避難民は、古川大臣が帰国する際、政府専用機に同乗する案も検討されています。

ウクライナからの避難民の受け入れを進めるため、岸田総理大臣は、特使として古川法務大臣をポーランドに派遣する方針を示しています。

古川大臣は、4月1日に政府専用機で出発する方向で調整を進めていて、現地に到着後、モラウィエツキ首相と会談するなどして、支援のニーズを把握したい考えです。

また、政府内では、希望する避難民は、古川大臣が帰国する際、政府専用機に同乗する案も検討されています。

一方、林外務大臣は、ウクライナ情勢をめぐって4月上旬にベルギーで開催されるNATO=北大西洋条約機構と日本、韓国、オーストラリアなどとの外相会合に出席する方向で調整しています。

林大臣としては、ロシアの力による一方的な現状変更を許せば、ヨーロッパだけでなく、アジア地域などの秩序にも波及しかねないという認識を共有し、今後の対応で連携を確認したい考えです。