国際基督教大学 ウクライナの学生を受け入れへ 数人を想定

ウクライナへのロシアによる軍事侵攻が続く中、東京・三鷹市にある国際基督教大学は、ウクライナ人の大学生で日本への避難を希望する場合、大学の学生として受け入れることを決めました。

東京・三鷹市にキャンパスがある国際基督教大学は、今回のロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナの現地の学生を大学で受け入れる方針を決めました。

大学が受け入れるのは、
▼ウクライナの大学に籍を置く学生で、
▼国内にとどまっている、または2月24日以降にウクライナから別の国へ避難した人、そして
▼日本語の学習経験がある人などとしています。

大学では民間の支援団体「パスウェイズ・ジャパン」と共同で受け入れを進め、団体のホームページなどで希望する人に向けて英語と日本語で応募を呼びかけ、今回は数人の受け入れを想定しているということです。

受け入れが認められた場合、大学では▼日本への渡航費や▼キャンパス内にある住宅とともに生活費などを提供することにしています。

国際基督教大学は「さまざまな国や地域からの学生が在籍する大学の特徴から多様な背景を持つ学生がなじみやすい環境が整っていることから、ウクライナの学生の教育の機会を保障するためにも受け入れを進めたい」としています。